今回のイラク人質事件のニュースには色々ありました。新潟日報は自衛隊即時撤退、命は重い、過去をくり返すな論でした。日経新聞は国の判断やむなし論でした。週刊紙は人質の3人の過去をおもしろおかしく書いていました。
どれが正しいという話ではありません。言いたいのはメディアの本質です。テレビ、新聞、週刊紙、どれも一般の読者からの購買費用で成り立ってます。(実際はスポンサーからの広告料が大部分なのですが突き詰めれば同じです)ということは売れなければ御飯が食べられません。そこで、お金を出す人(読者)が喜ぶであろう事をちりばめて書きます。これを迎合といいます。世論に逆らうというのも、世論(多くの人達の考え)に迎合しなさいという事です。真実は大勢の意見で決まるものではないはずです。
あなたが手にとったメディアが言う事には、真実と想定読者への迎合が入っています。週刊紙はうちの読者は誹謗中傷をおもしろおかしく書いた方が喜ぶんだと思っているということです。手にとったあなたは、そう思われてます。メディアとはそういうものです。お気をつけ下さい。
|
|