社団法人 中条青年会議所
〒959-2656
新潟県胎内市西本町7-31
Tel. 0254-28-1025
Fax. 0254-28-1025
Mail.
info@nakajo-jc.com
社団法人 中条青年会議所
2009年度理事長
近 賢志
〜はじめに〜
今日の日本は、相次ぐ自然災害、凶悪犯罪の低年齢化、経済が低迷する中で、人々は、何か大事な物を忘れてきているのでは、ないでしょうか。
豊かな経済発展を遂げ、物は溢れ、欲しい物は手に入る時代ですが、一昔前の先人たちは、自然と心の中にあった、自分の事よりも他人を思いやる「利他の心」が、失われてきているように感じます。
我々は、青年経済人として、人々に、この地域に、社会に、何を伝え、何を残せるのでしょうか。
この青年会議所を通じて、今だからできること、営利を目的としないからできること、人々に想いを伝え、心を動かすことによって、共鳴しあい、相乗効果となって、より実現していく。子供たちの未来のため、JCマンの我々にできる「明るい豊かな社会」を一歩でも実現することを考えます。
〜創立30周年〜
2009年、社団法人中条青年会議所は、1980年6月に創立して以来、30年を迎えます。今まで、中条青年会議所を築きあげてきた諸先輩方、支えてきて頂いた方々に、心から感謝申し上げます。
多くの先輩方、現役メンバー、それを支えてきた家族、企業があります。その人たちに、心から「ありがとう」と言える、30周年式典を執り行いましょう。そして、この式典に来て頂いた方々には、日本人が古来から持っている、相手のことを思いやる、温かいおもてなしの心を持って接してまいりましょう。
この年を節目に、めまぐるしく変わっていく社会の中で、忘れてはならないものを大事にし、これからの青年会議所活動を自らが考え、次の世代へ、繋いでいく事をお願いします。
〜ひとづくり〜
今日の社会、安心して我が子へ、バトンを渡せるのでしょうか。
地球上の至るところで起きている自然災害、異常気象は、文明の発展と共に犠牲にしてきた環境破壊が、起因であるように感じます。又、凶悪犯罪の低年齢化、一昔前では、考えられないようなことが頻繁に起きています。
このような社会において、子供たちが、大人へと成長していく中で、一生心に残るような、生きていく上で、糧となる体験を導こうではありませんか。楽しかったことは、忘れてしまいがちですが、苦しく辛いときのふれあい、その時に感じた人の思いやり、感謝の気持ちは、ずっと心の中に、残るものと思います。薄らいでいる「他の人を思いやる心」を、子供たちと共に考えましょう。
〜まちづくり〜
2009年、胎内市は、少年ゴルフ、ビームライフル、2種目の国体競技、秋に市長選挙も行われ、一時は注目されることもあるでしょう。只、日沿道が荒川ICまで延伸されることにより、中条ICの利用者が減り、通過点としかならない事が予想されます。
胎内市自体、胎内高原リゾートをはじめ、黒豚などの加工物産品、地ビールにワインなどの観光物産品がありますが、アピール不足のためか、認知度は低いように感じます。今ある物を「より良い物」へと発展させ、地域の活性化に繋げてみてはどうでしょうか。
中条青年会議所が、単体として事業を進めるには、限界があります。他団体との交流に始まり、お互いに協力し合う事で、連携が深まり、大きな力となります。
我々青年の目で、この地域を見つめ、胎内市に新しい風を吹きいれていきましょう。
〜最後に〜
私たち人間は、多くの可能性を秘めています。
それは、一人の力で到底できることではありませんが、心が通じ合い、結束することによって、大きな力となり、実現すると確信します。青年会議所とて、多くの可能性を秘めています。それを生かすも殺すも私たちです。
青年会議所の意義を今一度考え、子供たちの未来のため、「明るい豊かな社会」実現へ、「熱い想い」をもって、共に進んでまいりましょう。
＜2009年度スローガン＞
人の心に届けよう、熱い想いを！
伝えよう、未来を担う子供たちに
＜
2009年度基本方針
＞
・ 想いを伝えよう
事業に最も必要なのは、“想い・考え方”であり、それが人を動かす
・ 粋に行こう
意地張って、思いやって、仲間のために、地域のために！
・ 会員拡大の推進
この地域をより良くするため、より多くの“仲間を”
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